第４分団は、小郡市の南東部に位置する御原小学校区を受持ち区域として活動しています。当地域は、東は行政境を挟んで大刀洗町と隣接し、西は一級河川筑後川水系の宝満川が流れ、その宝満川の堤防からは豊かな田園風景や耳納連山はもとより、好天時には遠く雲仙岳を望むことができます。 近年の少子高齢化や若者の都市への流出に伴い、当地域でも団員の担い手である働き盛りの世代が減少する傾向にありますが、校区内の各行政区長のご支援や地域住民の皆様のご理解を得て、団員定数を確保しながら地域防災の要として、地域コミュニティの架け橋として活動を続けています。

 

〔受け持ち地区〕 御原小学校区

（稲吉区、下岩田区、古飯区、二タ区、二森区、宝城北区）

〔定例的な活動〕

○全体訓練

毎月一度、自然水利や消火栓を使用した火災消火訓練を行い、団員一人ひとりの消火技術の修得はもちろんのこと、火災現場における指揮系統の確認や団員相互の信頼関係の構築に努めています。

○機械点検

上記の全体訓練に加え、毎月一度、機械員によるポンプ車の機関点検、防火水槽等の水利点検、消火訓練を行っています。

○その他

第４分団は、毎年正月に開催される消防出初式で優秀分団表彰を連続２０年以上受賞し続けています。これは、年間を通じての消防団公式行事への参加率や火災現場への出動率、的確な消火活動等々様々な分野での活動を表彰されるものです。

また、毎年夏の恒例行事である消防操法大会でも近年上位入賞を果たし続けています。

日々の活動や訓練を通じて、団員相互の信頼関係や親睦を深めながら、市内で一番小さい分団ですが、結束力や存在感だけはどこにも負けないよう分団であれるよう取り組んでいます。