平成25年7月14日(日)、三井消防署訓練場にて第32回小郡市消防団ポンプ操法大会を開催しました。
ポンプ操法とは、設置された防火水槽から給水し、火災現場を意識した火点(かてん)と呼ばれる的にめがけて放水し、撤収するまでの一連の手順を演じるものです。ポンプ・ホースなどの操作を速く正確に行うとともに、動きの綺麗さを競います。採点は各個動作の正確さ及び火点の的が倒れるまでのタイムなどが減点法で採点され、減点が少ないチームほど上位となります。
市長のあいさつでは、「7月14日といえば、昨年九州北部豪雨を思い出します。あの甚大な被害をもたらした豪雨から一年。本日、ここにポンプ操法大会を開催することに意義を感じます。日々の訓練が昨年の九州北部豪雨のような大規模な災害時に力を発揮します。普段の仕事以外での日々の防災訓練に深く感謝いたします。今年は2年に1度の県大会の年ではありませんが、各分団の基礎力が見られる大会になることでしょう。なお、女性は今年度より開催される第1回福岡県女性消防操法大会に出場されるとのことで、県大会を見据えた軽可搬ポンプの展示となります。県大会に向けて、日々訓練に専念されていることでしょう。男性に負けず劣らず頑張っていただきたいと思います。また、男性も訓練の成果を十分に発揮し、各分団とも上位を目指して頑張ってください。」と述べられました。
【ポンプ車操法の様子】
各分団の競技後、女性消防団員による軽可搬ポンプ操法の展示を行いました。この操法は、指揮者以下5名でホースを1線延長し標的を落とすもので、男性が実施している小型ポンプを一回り小さくしたD-1型の軽可搬ポンプと40mmのホースを3本使用します。9月に開催される第1回福岡県女性消防操法大会に向けて、日々訓練を重ねています。その成果をご来賓の皆様に展示しました。
【女性消防団員による軽可搬ポンプ操法展示の様子】
各分団の消防操法技術が向上するとともに、団全体の士気と団結力の高揚が図られました。結果は以下の通りです。
【 団体表彰 】 | 【 個人表彰 】 |
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閉会式において、第1回福岡県女性消防操法大会に監督として出場する中島分団長(本部分団長)より、訓練に励み、小郡市消防団の名誉にかけて正々堂々競技する決意表明がありました。