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幹部視察研修

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 平成25年11月26日(火)、東日本大震災の被災地である石巻市の視察を行いました。
 平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、観測史上最大のマグニチュード9.0の地震及び太平洋沿岸部を襲った大津波により、約18,000名の方が犠牲となり、消防団員も253名の方が犠牲となりました。
 石巻市においても、沿岸部が壊滅的な被害を受け、3,500名弱の方が犠牲となり、そして現在も多くの方が避難所生活を送られています。
 今回の視察では、市の沿岸部を訪問し、被災状況及び復興状況を視察しました。市内全域のがれき等はほぼ撤去されていましたが、辺り一面の建物等が何もない風景、6.9mの高さの津波到達表示板、いまだに何も手がつけられていない商店街などを目のあたりにし、改めて津波の恐ろしさを思い知らされました。
 しかしながら、仮設商店街や新築された建物の姿を見ると、少しずつではありますが、復興の兆しが感じられました。
 今回の視察を終えて、自然災害の脅威を再認識するとともに、被災から復興していく人間の底力を強く感じました。
 また、この視察で得た貴重な経験を小郡市に持ち帰り、今後の消防団活動に活かしていかなければならないと強く思いました。



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