3月7日（土）、御原小学校にて夜間実践防ぎょ訓練を実施しました。
　これは、春季全国火災予防運動の一環として夜間に実践的な訓練を実施するもので、年1回行っています。今回は御原小学校を老人福祉施設と仮定し、深夜に施設から火災が発生し、多数の要救助者がいるという想定で行いました。以前は、消火を中心とした訓練でしたが、今回は初めて高齢者施設からの出火という想定のため、避難行動に介護を要する避難者の救出救護も訓練の大きな課題となりました。訓練では、ポンプ車からの放水による消火、担架や車いすを使用した要救助者の搬送、応急救護所でトリアージやAED等を使用した救助活動を行いました。当日まで訓練内容が伏せられたままであったこと、また、夜間という暗い状況での訓練のため、人員の把握や情報収集に時間を要するなど、連携がうまくいかず反省点も多数挙げられました。
　今回の訓練で習得した技術や知識を、今後の消防団活動に生かしていきます。また、今回反省として挙げられた点を強化し、今後の安心安全のまちづくりに寄与していきます。

▲消火の様子	▲AEDを使用した応急救護
▲担架による要救助者の搬送	▲応急救護所での避難者対応
▲トリアージ後、救護活動	▲応急救護所での救護活動